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ラストの衝撃。「ゲーム」 結末

 

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解説

金持ちの男が軽い気持ちで参加してしまったゲームによって不条理な危機を味わうスリラー。監督は「セブン」のデイヴィッド・フィンチャー。脚本は「ザ・インターネット」のジョン・D・ブランケットとマイケル・フェリス。製作は「ある貴婦人の肖像」のスティーヴ・ゴリン、フィンチャーと組んで数々のミュージック・クリップを製作したシーアン・チャフィン。製作総指揮は「ブレーキ・ダウン」などの監督としても知られるジョナサン・モストウ。撮影は「ヘブンズ・プリズナー」のハリス・サヴィデス。音楽は「すべてをあなたに」のハワード・ショア。美術は「12モンキーズ」のジェフリー・ビークロフト。編集はジム・ヘイグッド。衣裳はマイケル・カプラン。主演は「アメリカン・プレジデント」のマイケル・ダグラス。共演は「デッドマン・ウォーキング」のショーン・ペン、「クラッシュ」のデボラ・カーラ・アンガー、「インデペンデンス・デイ」のジェームズ・レブホーンほか。

 

 

 

あらすじ

実業家ニコラスは48歳の誕生日に、弟のコンラッドからCRS社主催の“ゲーム”の招待状をプレゼントされる。

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最初は馬鹿にしていたニコラスだが、「人生が一変するような素晴らしい体験ができる」という謳い文句にひかれてゲームに参加することにする。やがて、ブリーフケースの鍵の紛失、スキャンダルの発覚、CRS社のオフィスの消滅と、奇妙な出来事がニコラスの周りで次々に起こり始める。トラブルは次第に加速していき、遂には生命の危機にさらされることになる……。

 

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結末

サンフランシスコ。ニコラス・ヴァン・オートン(マイケル・ダグラス)は大富豪だった父の莫大な資産を引き継ぎ、投資家として成功していた。が、妻と離婚した後は大邸宅にひとりで住み、生活は規則正しく「遊び」とはほとんど無縁の毎日。

48歳の誕生日を迎え、ニコラスは、彼の父親が投身自殺をした年齢に達した。弟のコンラッド(ショーン・ペン)と久しぶりにレストランで再会したニコラスは「CRS(Consumer Recreation Services)」という会社の紹介状をプレゼントされる。「凄い体験をした」としかコンラッドは言わない。偶然CRSのオフィスを見つけるニコラス。重役のファインゴールド(ジェームズ・レブホーン)は「CRSの商品はゲームだ」という。

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仕事先で寄ったビルで、CRS社の看板を見つけるニコラス。応対したファインゴールドという男は、「コニーからの贈り物で、料金はかからないし、嫌ならいつでもやめられますよ。この会社は、"ゲーム"を体験することを売っているんです。ゲームの内容は、申込者の望むものです」と話す。

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精密な身体検査、執拗な心理テストなど、ゲームを始める前のテストを行う。ニコラスは、半日かけ最後まで検査を受けた。

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馴染みのバーに行くと、見慣れない客がいる。彼は、CRSの話をしていた。一杯奢って同席し、CRSのことを聞きだそうとするニコラス。老人は、何度でもまたやりたいゲームだといい、こう言う。「ヨハネ第9章25節ですよ。私は盲目であったが今は見える」と。

ニコラスの携帯にCRSから電話が入る。番号は教えていない。たじろぐ隙もなく、事務的な女性の声が、「検査に合格しなかったのでこの話はなかったことに」と一方的に言い切れてしまう。

 

帰宅したニコラスの目に飛び込んできたのは、自宅の玄関前に転がる血を吐いているかのようにペイントされたピエロの人形だった。それは、父が屋根から落ちて死んだ場所に同じ格好でいた。テレビのニュースを見ているとキャスターがニコラスに話しかけてくる。

コンラッドと待ち合わせたレストランでは約束をすっぽかされ、ウェイトレスのクリスティーン(デボラ・カーラ・アンガー)には服にワインをこぼされる。ウェイターから「彼女を逃すな」という書き置きを渡されたニコラスは彼女を追いかける。

奇妙な出来事の連続にパニックに陥るニコラス(マイケル・ダグラス)。コンラッド(ショーン・ペン)は「奴等にすべて奪われた」と怯え、ニコラスもCRSの仲間だと言って去っていく。ニコラスが乗ったタクシーは海に飛び込み、彼は必死で脱出する。警察に助けを求めるとCRSのオフィスはもぬけの殻だった。クリスティーンの家を見つけて問い詰めると、黒づくめの男達が銃撃してきた。彼女はCRSは大掛かりな詐欺組織で、コンラッドや弁護士もその仲間だという。

確かめてみると彼の口座には一銭も残っておらず、ニコラスは彼女に薬で眠らされた。気がつくとそこはメキシコの墓地だった。彼はやっとのことでサンフランシスコに戻るが、すでに家は競売にかけられていた。

復讐を誓うCRSに、ニコラスはファインゴールドがテレビに出ていたことから役者だと知り、彼を人質にCRS本社へ銃を手に向かう。そこにはゲームを始めてから彼が今まで会った人間がみんないた。すべては仕組まれていたのだ。

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CRSの警備員が銃撃し、流れ弾に当たったファインゴールドは倒れる。クリスティーンを捕らえたニコラスは屋上へ行く。逆上した彼は銃を向ける。クリスティーンは青ざめ、これも全てゲームなのだと訴える。

「全てはコンラッドが誕生日のプレゼントに仕掛けた大掛かりなプレゼントなの。扉の向こうでは、シャンパンを手にした彼が待っている」と。信じられない彼は扉が開くと銃を撃った。

本当に、タキシード姿のコンラッドがそこには立っていた。実の弟を撃ち殺してしまった彼はショックのあまりビルから飛び降りる。しかし、それもまたゲームの一幕だった。彼が着地したのは巨大な救命マット。みんなが誕生日を祝うために集まっていた。血糊をつけたコンラッドが笑いながら言う。「兄貴、誕生日おめでとう」と。そしてパーティーが始まる。

パーティーが終わった帰り道、ニコラスはクリスティーンと一緒に帰るのを誘われる。「これはまだゲームの続きなのか…?」と逡巡し、映画は終わる。